「 水戸黄門 」の歴史とドラマ主題歌の歌詞について
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時代劇の定番として長い間、お茶の間で親しまれてきた連続ドラマのひとつに「水戸黄門」があります。
番組の開始を告げるタイトルと同時に流れ始める、その主題歌は特に有名です。
「水戸黄門」の歴史と力強い歌声が印象的なこの歌の歌詞について書いていきます。
出典:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1502/12/news133.html
【執筆者】50代前半女性/福岡
この記事の目次
物語「水戸黄門」の起源
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/徳川光圀
もともとの水戸黄門は江戸時代に実在した人物です。
水戸藩主だった徳川光圀の別名称です。
この徳川光圀が諸国を漫遊したという史実はありません。
しかし、「大日本史」編纂の為に儒学者たちを日本各地へ派遣して史料蒐集を行っています。
幕末に講談師が、水戸黄門が日本各地を漫遊して世直しの為に活躍したという「水戸黄門漫遊記」を創作したと考えられています。
日本で映画製作が始まったのは明治末期ですが、1910年9月公開の「水戸黄門記」を皮切りに、時代劇映画の人気作品になりました。
第二次世界大戦の前から戦後にかけて数十作が製作されています。
連続ドラマ「水戸黄門」の歴史
出典:http://plaza.rakuten.co.jp/v1hp1/diary/201208200000/
戦後、テレビが一般家庭に普及するとTBSが1964年11月に月形龍之介を主演に据えたブラザー劇場で連続テレビドラマ化しました。
さらにTBSの現在のパナソニック・ドラマシアター枠である毎週月曜日午後8時からのナショナル劇場で、1969年8月から始まった「水戸黄門」は東野英治郎を主演に起用します。
この番組で毎回、終盤の格闘場面で渥美格之進が三つ葉葵の紋所を描いた印籠を掲げて場内を制止します。
黄門の正体を明かして悪政を正し、事態を解決するという筋書きが定着しました。
これが大ヒットして「水戸黄門」は日本中の老若男女が共有する一般常識になりました。
黄門役は東野英治郎が降板した後も西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗と引き継がれて番組は続きました。
締めくくられた2011年11月まで続く長寿番組になりました。
ドラマ「水戸黄門」の歌詞
主演の黄門役やお供の佐々木助三郎や渥美格之進など、時代の流れでキャストは変わっていきました。
しかし、ドラマの配役は変わっても一貫して変わらなかったのが、このドラマの主題歌です。
番組のオープニングでは「主題歌」と書かれているだけで曲名は出ていないのがほとんどでした。
「水戸黄門の歌」として知られていますが、実際のタイトルは「ああ人生に涙あり」です。
作詞は山上路夫、作曲は木下忠司です。
杉良太郎・横内正を始め、基本的に歴代の助さん・格さん役の俳優が歌っています。
「人生楽ありゃ苦もあるさ」から始まる歌詞は、生きていく上での明暗の対比と前進を促す内容です。
聞く者を勇気づけるようなシンプルな歌詞です。
第1部から第3部までは初代として杉良太郎・横内正。
第4部から第8部までは2代目として里見浩太朗・横内正。
第9部から第13部までは3代目として里見浩太朗・大和田伸也が歌っています。
甦る「水戸黄門」
出典:http://bushoojapan.com/book/tvprogram/2015/06/29/53253
タイムリーな話題として、2015年6月29日の月曜日、夜9時からTBSテレビで「月曜ゴールデン特別企画 水戸黄門スペシャル」が放送されました。
黄門役の里見浩太朗を始め、お馴染みのメンバーが再集結します。
豪華ゲストも交えた2時間スペシャルです。
人情と勧善懲悪の定番時代劇を見ることができて、おもしろかったです。
【執筆者】50代前半女性/福岡
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