前作「 Kiss 」がロングヒットとなったカーリー・ラエ・ジャプセンが新曲を公開
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前作の「 Kiss 」が世界的なヒットとなり一躍スターダムなポップスターへと進化を遂げた Carly Rae Jepsen ( カーリー・ラエ・ジャプセン )が今年の夏に出る予定のニューアルバムから「I Really Like You」と「All That」をアメリカのテレビ番組で披露したそうです。
出典:http://time.com/
【執筆者】30代前半男性/神奈川
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どちらも80年代を意識した感じ
残念ながらそのライブの映像は日本からだとyoutubeで視聴することはできませんが「I Really Like You」に関しては新しいミュージックビデオ、「All That」は楽曲のみ視聴が可能な状態となっています。(youtubeにて)
また「I Really Like You」のビデオには往年のハリウッドスターである トム・ハンクス が出演していて、後半にかけて カーリー も出てきてエキストラたちたちとダンスをするシーンは見ていて元気を貰えます。
2015年は80年代回帰が音楽シーンおいて強くなる!?
出典:http://www.cinemacafe.net/article/2013/10/01/19458.html
「I Really Like You」のビデオはトム・ハンクスが出演しているせいか80年代というよりも90年代前半の映画のような雰囲気が漂っていましたが、「All That」に関しては完全に80年代のR&Bバラードのようなレトロで透明感の漂う仕上がりとなっています。
また以前ブリトニー・スピアーズやバックストリートボーイズと仕事をしてきたプロデューサーのマックス・マーティンも制作に関わっているようですので、よりパワーポップな内容になっているとの声もあるようです。
テイラースイフトの二番煎じ!?
出典:http://omp-s.com/articles/4
上記の二曲を視聴してみた結果、正直彼女が テイラースイフト の二番煎じになってしまってしまうのではないかと少し心配にもなりました。
例えば、前回アルバムのなかにあった「Tonight I’m Getting Over You」では”若い女の子が抱える特有の混沌”のようなものが、ぶっといテクノビートにありのままにのせられていてとてもよく表現されていました。
今聞きなおしてみてもその頃から80年代要素は彼女のアルバムの随所に入っていました。それは、陳腐な表現になってしまいますが休日の真っ青な空の下で聴きたくなるような感じでしたが今回は一晩中飲み明かした朝に聴くような曲調です。
まとめ
前作が発表されてから3年。彼女も成熟した大人になりつつあります。いつまでもティーンエージャー向けのポップを歌っている訳にはいかないのかもしれませんがどうもこの2曲を聴いてみた感想としては”典型的なただのポップミュージック”に彼女がなりつつあり少し残念にもなりました。
もともと彼女はコマーシャライズされたような曲ばかりだったじゃないかと言う人もいるかもしれませんが、それでも密かに好きだったので売れてしまうと面白くなく感じてしまうだけかもしれません。
【執筆者】30代前半男性/神奈川
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