楽譜製作ソフトのメリット・デメリット
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様々な楽譜製作ソフトが世に出ています。
楽譜制作ソフトは無料のものもあるので、手軽に使えます。
ここでは、私が使っているミューズスコアのことと、フリーの楽譜製作ソフトのメリット・デメリットなどについて書いていきます。
【執筆者】ミュージシャン/30代後半/北海道
この記事の目次
フリー譜面製作ソフト、ミューズスコア
画像元:http://ja.wikipedia.org/wiki/ミューズスコア
その中で今私が使っているソフトはフリーソフトとして出回っているミューズスコアです。
基本的な音符入力や簡単な音源での再生、歌詞やコードの記入が出来、譜面を作る際は大抵これひとつで済ませる事が出来ます。
このソフトの特徴はハーモニーがそのラインごとに分離して入力できるところで、右上に四色のカーソルがあり赤をクリックしてメロディーを入力していくと赤のライン、黄色をクリックしてメロディーを入力すると黄色のラインという感じで目で見て音のラインがわかるようになっています。
ハーモニーを作る場合、シンプルに上がソプラノ真ん中がアルトという風に和音が流れていく訳ではないのでこの機能は非常に重宝しています。
また再生してハーモニーがおかしくないか耳で確認できるので正確な譜面の作成が可能になります。
フリー故のデメリット
ただ難のが歌詞やリハーサルマークを入れる場合、連続して言葉を入れずらいという点にあります。
歌詞の場合だと音符に対し一言入れてエンター、また次の音符を選び一言入れてエンターとちょっとした歌詞をいれるだけでも非常に時間がかかってしまいます。
また全体のバランスや余白のサイズの調整も難しく、少し間違えると詰め込みすぎの何がなんだかわからない譜面になってしまいます。
バグもおきやすく一度保存して画面を消してから再び画面を出すと歌詞の位置やコードの位置がずれているなんて事がよくあります。
曲の中で拍子を変えたり調を変えることは可能なのですが、その場合でもスペースをとりすぎてしまい、見栄えの良い譜面を作りづらいというのが正直な感想です。
フリーソフトで譜面入門!
しかしソフトの癖と操作をいったん覚えてしまえば、そんな状況のなかでも有料のソフトと同じぐらいの譜面を製作することは可能です。
手書きのようなフォントも多々用意されているので上手に使いこなす事ができればどんな人でもかっこいい譜面を製作する事ができます。
私はフリーでここまで細かい譜面が書けるソフトはこれしか知りませんし無料なので少々の使いづらさは我慢できます。
オーケストラの譜面を書くのでなければほとんどの楽曲はこれで十分対応できます。
またこのソフトをいじっているだけでも譜面の勉強が出来るので、譜面になじみがない方は是非ダウンロードしてみてはどうかと思います。
譜面を書けるというだけでミュージシャンとしての評価はぐんと上がると思いますよ。
【執筆者】ミュージシャン/30代後半/北海道