ピアノの悲しい曲5選~ ベートーヴェン ショパン ラフマニノフ ~
Warning: Use of undefined constant user_level - assumed 'user_level' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/thikashi/ongaku-sougoukan.com/public_html/wp-content/plugins/ultimate-google-analytics/ultimate_ga.php on line 524
悲しい気持ちになったときは、悲しい曲を聴きたいものです。
ピアノが弾ける人は、悲しい曲を弾いて、物思いにふけるといったこともあるのではないでしょうか。
今回はピアノで弾く悲しい曲を選んでみました。
【執筆者】40代前半女性/北海道
この記事の目次
ピアノソナタ第14番(ベートーヴェン)
月光ソナタの方が知っている方も多いと思います。
第一楽章で、テンポもかなり遅く、嬰ハ短調の旋律が、とても悲しい雰囲気を出しています。
演奏はさほど難しくはありませんが、最後まで飽きさせずに、メロディを感情込めて弾きたい曲です。
第3楽章も同じく嬰ハ短調ですが、テンポが早く、テクニックも多少必要になります。
12の練習曲 作品10 第9番(ショパン)
ヘ短調の曲でテンポが速く、短い曲です。
中間部の盛り上がりは、メロディがユニゾンになり、どんどんクレッシェンドしていく所が、とても切ない表現です。
エチュードなので、それなりにテクニックは必要です。
12の練習曲 作品25 第2番(ショパン)
これもヘ短調の曲ですが、右手の練習曲です。
ほぼ休みなく3連符のメロディが続きます。
展開部がとても綺麗です。
12の練習曲 作品25 第7番(ショパン)
恋の2重唱とも言われていて、主に左手にメロディがあります。
2重唱と言われるだけあって、右手と左手の旋律の掛け合いが絶妙です。
5分位の曲ですが、最後まで気が抜けない曲です。
演奏自体はそれほど難しくありませんが、この曲の持つ雰囲気を表現するには練習がかかせません。
ショパンの中でも、とても悲しい曲です。
前奏曲 嬰ハ短調 OP・Ⅲ-NO・2(ラフマニノフ)
浅田真央さんがスケートで使用していたので、聞いた事がある方も多いと思います。
嬰ハ短調で、十音で始まる旋律は、なんとも言えない緊張感があります。中間部はテンポが早くなり、
音域も上がっていき、また十音で音域が下がってくる所は、とても情熱的です。
最初のメロディよりも音数が増えて、広い範囲の音域でクライマックスのメロディが出てきます。
迫力もあり、一番の盛り上がりになっています。
最後は、静かに消えていく様に終わります。
短調の曲は悲しいものが多いです。
長調とは違う旋律の美しさや、緊張感、せつなさがあります。
一曲を通して聞き入って下さい。