感動の卒業ソング〜旅立ちの日に・YELL〜(ピアノ伴奏動画あり)
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誰しも思い出の 卒業ソング はあると思います。
時代が変わり、卒業ソングも様変わりしてきているようですが、ここ何年か上位に君臨している曲が何曲かあります。
今回は、「 旅立ちの日に 」と「 YELL 」(いきものがかり)の2曲♪ピアノ伴奏の動画を撮りましたので、よろしかったら、後で歌ってみて下さい。
出典:http://omp-s.com/articles/459
【執筆者】ピアノ教師/50代女性/滋賀
この記事の目次
昔の卒業式の歌
一昔前の卒業式は「 仰げば尊し 」「 巣立ちの歌 」「 蛍の光 」などでした。
それから少し経って、
- ・海援隊の「贈る言葉」
- ・松任谷由実の「卒業写真」
- ・コブクロの「桜」
- ・森山直太朗の「さくら」
などもよく歌われるようになりました。
最近の上位の曲
小中高では、選ばれる曲の傾向が少し違うと思いますが、小学校・中学校では、圧倒的に「旅立ちの日に」と「YELL」が人気があるようですね。
高校になると、レミオロメンの「 3月9日 」、ゆず「 栄光の架橋 」、キロロ「 未来へ 」などもよく歌われているようです。
旅立ちの日に
1991年に埼玉県秩父市の中学校で誕生したこの曲は、卒業生を送る会で、世界に一つしかない歌を生徒に贈りたいという思いを胸に、当時の校長先生が自ら作詞され、音楽の先生が作曲されました。
当時、荒れていた学校を矯正するために「歌声の響く学校」にする事を目指し合唱の機会を増やした、その結果…学校は明るくなったそうです。
「送る会」で先生から卒業生に向けて歌うためのサプライズ曲であったそうなのですが、その後も歌い継がれていき、周りの小中学校でも歌われるようになり、全国にまで広まったのです。
歌い継がれていく曲
♪白い光の中に山なみは萌えて〜遥かな空の果てまでも君は飛び立つ
ジーンとする出だしですね。
特に、最後のサビのところ
♪いま、別れの時、飛び立とう未来信じて〜
混声3部(ソプラノ・アルト・男声)では歌詞の掛け合いになっており、一番盛り上がるところです。
ここで感動がピークになり、声量も【フォルテ】ですので気持ちをしっかり持って歌わなければなりません。
過ぎ去った色々な日々が甦ってきて涙する人も…
カバーされて益々人気の曲に
この素晴らしい作詞・作曲の楽曲に編曲をされたのが多くの合唱曲を手掛けている松井孝夫氏です。
その後、SMAPや秋川雅史さん他多数のアーティストによってカバーされ、今や卒業式で一番よく歌われる卒業ソングになりました。
この曲が出来て20年余り…今の30歳前半の人達くらいから歌われ始め今日に至るということになります。
2011年1月、作詞された当時の校長先生(小嶋登さん)が80歳で亡くなられたのですが、「旅立ちの日に」が誕生して20年目の同年11月、作曲者の音楽の先生と共に埼玉県より「彩の国特別功労賞」が贈呈されました。
これからも歌い継がれていく素晴らしい曲ですね(^^)
YELL
いきものがかりの水野良樹さんの作詞・作曲のYELLは、2009年、中学校の部、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲に起用されましたので、授業などで歌ったことがあるという人も多いのではないでしょうか…
♪サヨナラは悲しい言葉じゃない。それぞれの夢へと僕らを繋ぐYELL
という歌詞が多くの人に共感されているようです。
卒業は、別れではなく《スタート》なんだと前向きな気持ちになれるのが良いですね。
切ないけれど、歌詞とメロディーの美しさで元気が出る曲です。
若者たちを力づけ励ます応援ソングとして卒業式ではよく歌われているのも、うなずけます。
ピアノ伴奏・動画2曲
♪歌ってみて下さい。
「旅立ちの日に」は原曲の変ロ長調で弾いています。
「YELL」は2部合唱の楽譜なので、混声3部のとは前奏、後奏の音楽は異なっており、また今回は1番だけにしました。
ご了承の程お願い致します。
思い出に残る卒業ソング
ちょっと切なくもあり、未来への希望に満ちた卒業式、それを盛り上げる感動的な歌たち…誰にでも忘れられない《卒業ソング》があると思います。
あなたの思い出の歌は何ですか?