「手のひらを太陽に」(ピアノ演奏動画あり)やなせたかしさんの人生・パート2
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アンパンマン がアニメ化されるより前に「 手のひらを太陽に 」は誕生しました。
1961年、やなせたかしさん42歳の時です。
いずみたくさんとのコンビで作られ今なお愛されている歌です。
今回は、「手のひらを太陽に」のピアノ演奏を撮りました。
画像元:てのひらをたいように
【執筆者】ピアノ教師/50代女性/滋賀
この記事の目次
手のひらを太陽にの歌詞が凄い
♪僕らは皆生きている/生きているから/歌うんだ〜
♪僕らは皆生きている/生きているから/悲しいんだ〜
1番は「悲しいんだ」というマイナーな歌詞ですが、この歌詞に共感して励まされたという人が結構おられるそうなのです。
「自分だけではないんだ…」
悲しみは生きているからこそ感じられ、それは生きている証であると…
そして悲しみの後には喜びもあると思えれば、気持ちが軽くなり頑張れそうな気がします。
やなせさんは1番を「悲しいんだ」とされ、2番の歌詞は「笑うんだ」と「嬉しいんだ」にされました。
悲喜交々(ひきこもごも)という言葉があるように、色々なことがあるのが人生です。
そんな当たり前のことを、この歌は教えてくれています。
では改めて、この伴奏に合わせて歌ってみて下さい。
動画「手のひらを太陽に」
一寸先は光
「手のひらを太陽に」を作詞された42歳の頃、やなせさんには、まだ《代表作》という作品が無く、実は、自分を励ます為に作った歌だったのだと、あとでお話されています。
『今日を一生懸命に生きる。
一寸先は何だかわからないけど、
とにかく今日一日を生きる。
明日になれば又明日を生きる。』
やなせたかしさんは、「一寸先は闇」ではなくて【一寸先は光】だと言われています。
毎日を一生懸命生きるということが、明日の光につながると…。
とても前向きな考え方で勇気が出る言葉ですね。
被災地への祈り〜現役続行
画像元:http://www.asahi.com/articles/TKY201310150705.html
晩年は色々な病気をされ、もう引退を考えておられたようなのですが、2011年3月11日、
被災地の子供達から届いた手紙で《現役続行》を決意されたそうなのです。
やなせさんの歌やアニメで多くの人が励まされたということを知り、被災地にポスターやグッズを送ったり、「絶望しないこと」「諦めないこと」を強く訴えられ励まされました。
そして、やなせさんは、《人を喜ばせること》を常に考えておられたそうで、著書「人生なんて夢だけど」の中でも「多くの人を喜ばせたい。うれしそうな笑い声を聞くのが大好きです。本当に気持ちがいい。」
と書いておられます。
生きることへの応援歌
「手のひらを太陽に」を聴いて勇気をもらった、励まされたという人は、多くおられると思います。
私の中でも「手のひらを太陽に」は人生の応援歌というか、自分を励ます歌になっています。
あるインタビュー番組の中で、やなせさんは、「生きるということは時には大変です。
苦難にも遭い、傷つきながら、七転八倒しながら生きていくのが《生きる》ということなんです。
それでも前に向かって闘いながら進んで、前のめりになって倒れて死んでいきたいと思っている」と語っておられました。
一日一生
みんな平等に訪れる人生の黄昏…
人生とは一日一日の積み重ねです。
「一日一生」の気持ちで生きたいと思います。
決して絶望せずに、最後まで諦めないで、一寸先は光だと信じて‼︎
音楽を道連れにしながら…(^O^☆♪
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