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近頃では、イヤホンをつけてランニングをしている人をよく見かけます。昔は今よりも少し大きいイヤホン(ヘッドホン)をつけて走っている人がいました。ソニーのウォークマンがその先駆けでした。
この記事ではイヤホンと音楽を使ったランニングの歴史と現在をご紹介します。
【執筆者】愛知
この記事の目次
イヤホン文化の始まり
かつてイヤホンと言えばラジオ短波を聴く用途が多かったです。
普通に流通しているAM、FMラジオでは聴けないので、専用のラジオを買って聴いていました。しかも、モノラル放送なので、片耳に付けるだけというパターンです。
それを大きく変えたのが、ウォークマンの登場です。
ウォークマンは1979年に発売されました。カセットテープより少し大きめではありますが、当時のオーディオ機器では最小でした。
ユニークなのは、今までの大きなヘッドホンではなく、小さいヘッドホンでしかもステレオ音楽が聴けるという点です。ポケットに入れてヘッドホンをしながらウォーキングをする、という新しい文化が生まれました。
それだけではなく、いつでもどこでも気軽に音楽を楽しむことができます。後にAM、FMラジオも聴けるようになったので、一石二鳥の商品です。それにオーディオ業界が革命が起き、各電機メーカーがこぞって小型のカセットプレーヤーを出しました。
ソニーのウォークマンは一番手だったので、その後のiPodが出るまでトップの座を描いていました。ウォークマンで音楽を聴いて、ランニングをするという文化を作ったソニーの安定感、安心感がありました。
新時代の幕開けと海外勢の台頭
時代は進み、2000年代に入ると、MDが流行しウォークマンの形も様変わりしました。今までのテープと同じように、CDから音源を録音し、頭出しをして聴くスタイルでした。
そこに革命的な商品が海外から入ってきました。アップルのiPodです。2003年から2004年にかけて爆発的にヒットし、ランニングのお供の座のトップに踊り出ました。
iPodは進化を重ね、容量や大きさも変え、ユーザーを増やしていきます。しかもiPhoneの登場でトドメを指します。メールやニュース、アプリをしながらでも音楽を聴くことができます。
現在では、薄さと軽さでiPodやiPhoneで付属のイヤホンを使って音楽を聞きながらランニングをする人がほとんどを占めるようになりました。
iPhoneであれば、イヤホンにマイクが付いているので、マラソン中でも会話ができ、便利になりました。
まとめ
こうして歴史を紐解いていくと、1979年から始まったウォークマンを先駆けに、イヤホンと音楽とランニングの結びつきができ、現在のiPodやiPhoneの文化につながりました。
小型化と大容量化が進み、今後ますますイヤホンを使って音楽を聴きながらランニングをする人が増えていくと思います。
【執筆者】愛知