Cubaseを使って音楽制作を始めてみよう!
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以前はやや敷居の高かったDTM(自宅で行う音楽制作)も、パソコンやDTMソフトの進化によって気軽に入っていけるようになりました。
最近ではボーカロイド(通称ボカロ)と呼ばれる音楽もテレビCMで使われるなど世の中に浸透し、非常に人気を集めています。
また、YouTubeやニコニコ動画のようなサイトでは、自宅での演奏を録音・録画してアップロードして披露する「○○を弾いてみた」のような動画も人気です。
今回はDTM初心者の方にCubaseというソフトを紹介したいと思います。
過去にギターを始めてはみたものの挫折して押し入れにしまってあるという方も、Cubaseを使ってもう1回チャレンジしてみませんか?
出典:http://www.steinberg.net/en/products/cubase/start.html
【執筆者】40代前半男性/千葉
この記事の目次
Cubaseって?
CubaseはSteinberg社が開発した音楽制作ソフトです。
MIDIによる打ち込みや、編集、楽器やボーカルの録音、ミックスまでCubaseがあれば1曲完成させることができます。
バージョンアップを重ねて現在は8まで進化しています。
音楽制作ソフトとしては使用者も多く著名なミュージシャンも使用しており、中でも音楽プロデューサーの中田ヤスタカさんの使用は有名です。
中田さんはPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどで有名ですね。
様々なグレードがラインナップされているCubase
Cubaseのバージョンは現在8が最新ですが、本格的なものから初心者向けのものまでいくつかのグレードがラインナップされていますので、初心者でも入りやすいようになっています。
OSもWindowsとMac OS Xの両方のプラットフォームに対応しています。
それではCubaseのグレードを見てみましょう。
Cubase Pro 8
出典:http://www.shimamura.co.jp/miyazaki/index.php?itemid=144354
ProはCubaseシリーズの最上級のグレードで、「コードパッド」や「VCAフェーダー」、「インプレスレンダリング」の他、ドラム音源となるリズムサンプラー「Groove Agent SE 4 Acoustic Agent」などが新機能として搭載されています。
Cubase Artist 8
出典:http://www.sweetwater.com/store/detail/CubaseA8Edu
Artistはグレードとしては中堅にあたります。「コードパッド」「インプレスレンダリング」、「Groove Agent SE 4 Acoustic Agent」などが新機能として搭載されています。
Proに比べると機能に制限があります。
たとえばオーディオのトラック数はProでは無制限ですがArtistでは64トラックまでだったり、VCAフェーダー機能がなかったり、グループチャンネル数もProに比べて少なかったりします。
Cubase Elements 8
出典:http://www.producerspot.com/cubase-elements-8-music-production-software-by-steinberg
ElementsはArtistのさらに簡易版で、オーディオトラックは48に制限されていたり、REVerenceやREVelationというリバーブ(残響)プラグインが付属していなかったりします。
どのグレードのCubaseにしよう?
ProとArtist、ElementがどれがいいのかはSteinbergのサイトに機能比較表がありますので、必要に合わせて選ぶとよいでしょう。
本格的にDTMをやっていきたいという方はCubase Pro 8がおすすめです。
とりあえず始めてみたい方はElementsでも良いでしょう。
さらに、単独では購入できないバンドル版のCubaseというのが存在します。
機能的にはElementsの下のランクになりますが、この後に説明するオーディオインターフェイスという機材をお持ちでない初心者の方はこれでも十分かもしれません。
オーディオインターフェイスを選ぼう
出典:http://ad.impress.co.jp/tie-up/roland0407/index2.htm
オーディオインターフェイスというのはパソコンに接続する機材で、簡単に言うと音声の入出力端子がいくつかついたものです。
楽器の録音をする際にケーブルを繋いで音声を入力したり、あるいはCubaseから出力される音をオーディオインターフェイスを通して聞くことになります。
パソコンにはあらかじめマイク端子やスピーカー端子、ヘッドフォン端子が付いていますが、専用のオーディオインターフェイスを使うことでノイズが少なく録音できるなど音質面でのアップが期待できます。
楽器やボーカルを録音される方はぜひとも導入したい機材です。
オーディオインターフェイスを選ぶ時のポイント
何を接続するかで端子の種類が変わってきます。
たとえばマイクで録音したい方は、マイクのケーブルを接続するわけですからマイク用の端子が必要になります。
エレキギターの録音の場合、直接繋ぎたい場合はHi-Z端子、アンプシミュレーターを通した音を録音したいのであればLINE接続のための端子が必要です。
仕様を見て自分に必要な入力端子が付いているかどうか、確認してから買いましょう。
オーディオインターフェイスを持っていない初心者はどれを買えばいいのか?
オーディオインターフェイスは様々なメーカーから、様々な価格帯で発売されています。
初心者の方向けにおすすめのオーディオインターフェイスはUR22です。
UR22はCubaseを開発したSTEINBERG社のオーディオインターフェイスです。
マイク端子やエレキギターを直接繋げられるHi-Z端子も付いています。
一番注目したいところは、付属として「Cubase AI」のダウンロード版が付属しているところでしょう。
Cubase AIはElementsの下のグレードでオーディオトラックが32に制限されているものの、このオーディオインターフェイスを買えば付属しているわけですからお得だと思います。
まとめ
本格的に音楽を作りたい方にはCubaseのProをおすすめします。
オーディオインターフェイスを持っていないという方はUR22を買えばCubase AIが付属しますのでこれがおすすめです。
これを参考にみなさんもCubaseを使って音楽制作の面白さにひたってみてください。
【執筆者】40代前半男性/千葉